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コールドゲームとは?どんな条件がある?高校野球にないという噂も調査

コールドゲームとは?どんな条件がある?高校野球にないという噂も調査

野球の「コールドゲーム」という言葉を聞いたことはありませんか。試合が途中で終了するこの制度は、明確なルールに基づいて運用されています。特に高校野球では「コールドがない」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。

本記事では、コールドゲームとは何か?条件、高校野球での状況まで詳しく解説していきます。

目次

コールドゲームとは何か

コールドゲームって何だろう?

コールドゲームとは、野球の試合において審判が打ち切りを宣言した試合を指します。試合の途中であっても、その時点での得点で勝敗が決定される仕組みです。

コールドゲームの正しい意味

コールドゲームとは、野球規則における正式な制度の一つで、降雨や大差がついた場合などに主審が試合終了を宣告します。試合を打ち切る権限は球審のみが持っており、その判断によって試合が成立するかどうかが決まるのです。

語源は「Called Game」

英語表記は「Called Game」であり、動詞「Call(宣言する)」が由来となっています。コールドゲームとは、審判によって宣言された試合という意味を持つため、「cold(寒い)」とは関係がありません。海外では単語としてはあまり使われず、「試合が雨で中止を宣言された」のように文章で表現されることが一般的です。

コールドゲームが成立する2つの条件

どんな条件で成立する?

試合の打ち切りが認められるケースは、大きく分けて2種類存在します。それぞれ異なる状況で適用され、成立要件も変わってくるのです。

大きな点差がついた場合

試合中に規定以上の点差が開き、逆転が困難と判断されたときに適用されます。試合として成立する回数を超えてから、定められた点差以上で終了した時点で打ち切りとなる仕組みです。チーム間の実力差が明確になった際の時間短縮を目的としています。

試合続行が困難な場合

降雨や降雪、濃霧、落雷といった天候要因のほか、日没や設備故障でも適用されます。照明設備のない球場では日没による視界不良も理由となるのです。ただし正式な試合として認められる規定回数を完了していることが必須条件となっています。

高校野球におけるコールドゲームのルール

高校野球では試合時間の短縮と選手の負担軽減を目的に、独自のルールが設けられています。大会の種類によって適用条件が大きく異なるのが特徴です。

地方大会での点差による適用

都道府県大会の決勝戦を除く試合では、得点差による打ち切りが採用されています。

  • 5回終了時点で10点差以上
  • 6回終了時点で10点差以上
  • 7回終了時点で7点差以上
  • 8回目終了時点で7点差以上

日本高校野球連盟の通達により、全国で統一された基準が定められているのです。

引用:スポジョバ

天候による打ち切りルールの変更

かつては降雨や日没でも打ち切りが認められていましたが、2022年から甲子園では大きな変更がありました。以前は7回完了が条件で、それ以前は無効試合として扱われていたのです。現在は継続試合という新しい制度が導入されています。天候悪化で中断した場合、翌日以降に同じ状況から再開される仕組みです。この変更は逆転直後の打ち切りといった無情な結果を避けるため、また近年増加しているゲリラ豪雨への対応として実施されました。

高校野球にないという噂

「コールドゲームがない」という情報は、特定の試合に限れば事実といえます。すべての高校野球で適用されないわけではなく、重要な試合でのみ除外されているのです。

適用されない試合とは

都道府県大会の決勝戦と甲子園での全国大会では、点差による打ち切りが認められていません。選抜高等学校野球大会と全国高等学校野球選手権大会の両方が対象となります。

適用しない理由

甲子園に出場するチームは地方予選を勝ち抜いており、実力が拮抗しているためです。大きな点差がついても逆転の可能性が十分にあると考えられています。実際に2014年夏の石川県大会決勝では、7回裏終了時点で0対8の劣勢から9回裏に9点を取って逆転優勝した例があるのです。

プロ野球でのコールドゲーム

日本プロ野球機構が管轄するプロ野球では、点差による打ち切りは一切認められていません。どれほど一方的な展開でも、9回まで必ず試合が行われる仕組みです。

適用されるケース

天候悪化や事故、日没などで続行不能と判断された場合のみ適用されます。ただし5回の表裏を完了していることが正式試合の成立条件です。5回裏まで終了しているか、5回表終了後や5回裏の途中で後攻チームがリードしている場合に成立します。5回裏に同点となった状態で打ち切られた場合も試合が認められるのです。

類似ルール

試合の打ち切りに関連する用語はいくつか存在しますが、それぞれ意味が異なります。正確な理解のために、主な違いを把握しておくことが大切です。

ノーゲームとの違い

降雨などで途中終了したものの、正式な試合として成立していない状態を指します。規定イニングに達していない場合に適用され、すべての記録が無効となるのです。コールドゲームは試合が成立して勝敗が決まる点で大きく異なります。

サスペンデッドゲームとの違い

設備故障や天災で一時中断し、後日中断時点から再開する試合です。コールドゲームが打ち切り時点で勝敗が決まるのに対し、こちらは決着まで継続されます。日本のプロ野球では2012年に正式に撤廃された制度です。

タイゲームとの違い

規定イニングを満たしたうえで、両チームが同点だった場合の引き分けを指します。コールドゲームは規定イニング未満で終了するのに対し、タイゲームは規定イニングを完了している点が相違点です。

フォーフィッテッドゲームとの違い

一方のチームの規定違反などで試合開始や続行が困難になった際に適用されます。コールドゲームがイニングと点差や天候で決まるのに対し、没収試合は問題を起こした側の敗北となる点で異なるのです。

まとめ

コールドゲームとは審判が宣言する試合の打ち切り制度で、点差や天候によって適用されます。高校野球では地方大会で認められている一方、甲子園や決勝戦では点差による打ち切りがありません。プロ野球では天候のみ適用され、点差での打ち切りは存在しないのです。観戦時は適用ルールを確認しておくとより楽しめるでしょう。

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